とりあえず胃癌ではなかった

仕事の合間に、病院に行った。
先日の胃カメラで癌の生検をした結果が届いていた。
とりあえず胃癌ではないようだ。
ただし、慢性的に胃潰瘍を繰り返した跡があり
今もちゃんと治っていないようで
両手を挙げて喜べる結果ではない。
先生曰く
「ご飯はちゃんと決まった時間に食べて
それから
寝る前のラーメンなんてのは言語道断。
すきっ腹にビールもね」。
何で知ってるの?
この人は預言者か?
うちのブログを見ているのか?
それとも私の顔に書いてあるのか?
うーん、
やっぱ私の顔に書いてあるんだろう。
一応聞いてみた。
「ビールは食事と一緒にですよね?」
「当たり前です」。
教科書通りの答えが返ってきた。

胃カメラ

昨日、生まれて初めて胃カメラなるもので胃を見た。
最近、空腹時に胃が痛かったので、
十二指腸潰瘍だろうなと思い、一週間ほど前病院に行った。
先生も胃炎か十二指腸潰瘍だろうとのことで
胃薬を処方して下さった。
その時、胃カメラをしてもらいたいことをお伝えすると
そこには無いということで
他院の胃カメラを予約して下さった。
麻酔をかけて寝てる間に見るから楽とのことだった。
胃痛自体は薬を飲むや否や収まり、以後快適な毎日を過ごしていた。

そして昨日、仕事を途中で一旦切り上げ、
9時前ギリギリでその病院に行った。
駐車場は入口最も近くの便利な場所が空いていた。
ラッキー!停めると、駐車場番号は42番だった。
流石に病院の42番は皆様お避けになるようだ。
さて、受付後、待たされること40分、
漸く診察。その後、待たされること更に40分、
漸く胃カメラ。が、しかし、麻酔でやると1時間は寝たままで
その後も車の運転は暫く出来ないという。
そしたら仕事できひんやん。
それで「あの、眠らずにやる方法でして貰えますか?」。
と、局所麻酔で鼻から入れてもらった。
「見れたら画面見てくださいね」。とカメラ担当医。
お、鼻毛が見えた。と、あっという間に食道。
少しずつ進んで胃。きれいなぁ。よく出来とるわ。
そのうち、できもののような赤いスポットを発見。
「あ、潰瘍の痕がありますよ。新しいな」。と担当医。
「1週間ほど前に…」としゃべろうとするが続きが苦しくて言葉にならない。
「1週間前ではないですね。もう少し前…」。
わかっとるわい。1週間ほど前から薬飲んで治ったと言いたいんじゃい。
「大丈夫と思いますけど、生検しますね。
それからピロリ菌があるかの検査」。
「はい」。
プチュッと何かで刺して検査。
すると少し血が出た。
別に痛くは無い。
「はい、終わりです。お疲れ様でした」。
いやー、面白かった。
自分の体の中を見られるなんて、
ウルトラセブンみたいや~(歳がばれる…)。
終わって周りを見ると、
死体のように眠っている方が多数。
それを尻目に
「これを眠ってて見ないなんて、勿体無い話ですね」。
というと、
「そんな感想を言う人は初めてですよ」。と
担当医と看護師が笑っておられた。
そんなもんかねぇ。
「ピロリ菌の検査結果が出るのに30分以上かかります」。
もう待つのは慣れましたよ。
それから先生のご診断。
「ピロリ菌ありますね。まずは除菌から始めましょうか」。
いたか。ピロリ。
伊江島で若いのにピロリがいたNちゃんのことを
「なんでやねん」とからかっていたが、
人事では無くなった。と言うか元々人事では無かったのである。
そう言えばNちゃんの胃薬をたまに貰っていたなぁ。
今更ながら有難う。そしてごめんね~。
それはさておき、
こうしてピロリ除菌となった。
さて、お会計まで更に待つ。
呼ばれて値段を聞いてびっくり。
大体6千円くらいと聞いてたので
8千くらい持っていたのだが、
ご請求は1万円也。
「色々検査しましたからね~」。
とは受付嬢の弁。
運転できないと分かって迎えに来ていた妻が持っていた小銭を合わせても
9960円。惜しい!
仕方なく近くの郵便局でお金を下ろして支払った。
しかも除菌後もう一回菌が死んだか胃カメラで検査すると言う。
Ohまた諭吉がもう一枚かい。
薬局で薬を貰い、
結局全て終わったら午後1時前。

学んだ教訓。
1.胃カメラは眠らずに見ると楽しい。
2.胃カメラは半日潰れることを予期すべきである。
3.胃カメラは諭吉が必要である。

ダイビング講習@鳥取OW-食い倒れ編(後半戦)

SDIM5311OW講習最終日は例の如く、
ホテルから海に向かう。
ホテルの朝食、食い倒れ編にもかかわらず
 M氏は少なめである。
一期前のM氏(別人)兄貴を反面教師になさったようだ。

 さて、海は前日のポイントが少し荒れていたので
1本目はそちらで 2本目は湾内で行った。
最後少しアクシデントがあった。
してはいけないことをなさったので
幾らかお説教ぽくなった。
でも何とか無事終了。
写真はマスクリカバリ中。
ん?何か教えたやり方とちょっと違うけど…ま、出来ればいいか。

 海を出て、当たり前ながらお腹がとても空いた。
どうします?「回転寿司行きたいですね~。鳥取はうまいはず」。
かくして、食い倒れ編はやはり最後まで食欲の秋となった。

日曜日、一期前のM氏たちと3人一緒に学科テスト。
何と皆様満点。
試験直前まで3人で一緒に勉強会なさってたそうだ。
こんなに真剣に勉強していただけると、
教え甲斐もあったというものだ。

 皆様、晴れてOWダイバーです!
おめでとうございます。
この先もうお説教はありません(多分)。
これからは生徒さんではなく純粋にお客様です。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

ダイビング講習@鳥取OW-食い倒れ編

kanidon今回のお客様は50代前半のM氏。
新聞関係のお仕事で、
岡山では名の知れた名士である。
朝8:30に岡山を発ち、鳥取に向かうが
市内はいつもの通りの混雑で
市内を出るのに30分以上かかった。
ただ、その後は順調で 
鳥取には12時30分位に到着。
早速1本目にかかる。
1本目と言ってもM氏は
限定水域講習が終わっており
今回はOWの1本目である。
ご年齢とは裏腹に意外にも様々な課題をこなされる。
2本目、
余りにも好調なので
少しハードルを高くすると
流石にプチパニックもご経験。
でも、それ以外は頗る順調。
で2本目終了。

宿に帰って
温泉に入り、
ここからが食い倒れ編本番。
駅近くのホテルだったので
飲食店は周りにたくさんある。
ホテルに、今日のコースメニューが置いてあった小料理屋があり、
6食限定とのことだったので予約してから出かけた。

着いてみると
カウンターのみ6席の小ぢんまりとしたお店。
食べながら勉強の予定だったので、
実は座敷を期待していた。
その代わり
カウンターなのでご主人との距離が近く
色々お話した。
店のご主人は京都ご出身、
奥様は地元鳥取とのこと。
お二人で切り盛りされている。
長芋とオクラの小鉢に始まり、
ハタハタ寿司やハタハタ唐揚げ、
イカやカレイの刺身、
締めは鳥取牛の焼肉。
次から次へと出来立てが
出てきて、
どれもおいしかった~。
蜆の味噌汁とカニのどんぶり
を追加で頂き、
散々食べて店を出た。

帰る途中、
「ラーメン食べたいですね」。とM氏。
え、まだ行くんすか?
いや、入るには入りますけど…。
あったら入ろうということで歩いていると、
あったんだな。
入るととても大きなお店。
味は期待せず、もやしラーメンを注文。
それが
これも期待と裏腹に
美味かった。
最後にラーメン、
これが健康に悪いんだよね~と
分かりつつ、やっぱり食べてしまうおじさん二人であった。
かくして、食い倒れ編一日目終了。

 

稲穂

inaho

岡山の南部でも稲穂が頭を垂れるようになり、
収穫がどんどん始まっている。
昨年は猛暑の影響で、品種によってかなり酷い結果になったが
今年は今のところ順調な生育とのこと。
でも、蓋を開けてみてみるまで分からないとか。
祈る思いとはこのことか。

ダイビング講習@鳥取OW-その2

泊まったホテルの朝食はビュッフェ形式である。
自分は結構食べた。
生徒さん兄貴はもっと食べた。
弟氏は朝取らない。
maskrecovery1本目はこれまでのおさらいと
弱点の補習。
前日とポイントを変え
泥を巻き上げにくい所へ行った。
これまで泥が巻き上がるので
余り練習が出来なかった
ベルト脱着とBC脱着も
十分練習できた。
マスクリカバリもバッチリ。
2人の様子を小鯛が見守っていた。
上写真はマスクなし呼吸中の弟氏。
maskrecovery2下は兄貴。
よく見ると
ピースしている。

余裕なのか?

最後浮上する時
波が少しあり
結構波酔いした。
生徒さんたちは大丈夫かと振り向くと、兄貴、撒き餌中。
やはり、朝は食べすぎだったのだろう。
余裕かまし過ぎだったのかもしれない。
いずれにせよ小鯛も
見守った甲斐があったというものだ。

少し休憩して、2本目はボートダイブ。
港から10分ほどのポイント。
ところが、うねりが酷く
普段船酔いしない兄貴が
着いたらグロッキーで海に入れず
弟氏は入ったものの
水中で胃が痛くなり
あえなく浮上。
どうするかな~。もう一本潜らないといけないし…。

下船後仕切りなおして近場のポイントに出かけた。
残ったトレーニングは緊急スイミングアセントだけだったので
中性浮力取ることだけ意識して、殆ど水中ツアー。
ウミウシ3種見た。
コモンウミウシ、アカメイロウミウシぽいのともう一つ正体不明。
http://www.umiushi-zukan.com/main/disp_pic.php?pic_id=27148
コモンはそれなりにうまく撮れた。
マクロレンズ使ってストロボ内部のみなので
ピンは触角のみに来ている。

そして最後の試練、緊急スイミングアセント。
最後まで息は吸わずに吐き続けられましたか?
OK!
無事、講習終了。

さてあとは学科テストであるが、
それは帰ってからということで。