24日から本格的に潜りました。
1本目:パッチリーフ、2本目:漁礁
パッチのサンゴは随分回復してとても綺麗でした。水族館展示サイズの巨大ニセゴイシウツボもいました。
2本目では写真のハナミノカサゴのペアやムラサキウミコチョウなどが見られました。
今日のゲストはママ友のHさん、Kさん、そして私のお友達Iさんです。HさんとIさんは少しブランクがありますが、落ち着いている方々なのできっと大丈夫でしょう!
今回お世話になるのは、米子にあるショップ、アクアさん。新見から1時間半、岡山から2時間ちょっと。比較的近いので楽チンです。そこから送迎バスに乗って約1時間で多古の港に付きます。バスはHさん、Kさんによると、「サロン」。後席には本当にテーブルがあり、とても快適でした。潜るのは2本。ポイントはどこも近く、ボートで10分前後。今日のポイントは、アマヤドリとムツシマ南。ベタ凪で、透明度もそれなりに高く、大変快適なダイビングでした。
1本目は入るなり小魚の群れ、イサキやスズメダイがいっぱいです。写真のように比較的大きな魚の群れもいました。
地形も楽しめますが、マクロ系も楽しめます。左はトウシマコケギンポ。他にも姫ギンポがいました。ここのギンポは馴れているのか、余り穴に隠れず威嚇してきます。
ウミウシもキイロ、ミドリガイ、ツルガチゴミノウミウシ、ヒロウミウシ、アメフラシなどみられました。
最後にやはり小魚たちの群れに見送られてexit。なかなか見所満載のダイビングでした。
帰りも例のサロンバスに揺られ、気もち良くうたた寝してからショップでログ付け。多古はハマチの群れで有名ですが、深場には巨大クエやコブダイもいて、かなりの確率で見られるとのこと。また、大きな巨大ホールのポイントもあり、なかなか魅力たっぷりです。年内、wetで潜れるのは、10月中旬~11月まで、今シーズンは残り少ないですね!近いので2名様以上で催行です。どうぞご利用下さい!
結構寄らせてくれました。
このあとホタテツノハゼを見つけましたが、すぐへこんでしまい、写真無し。
少しずつ水深を上げて…
皆さん突き刺さっておられます。
私も寄ってサクッと撮ったのですが
ブレてました。
で、集合写真を…。
浅場でのんびりしてる時、ガイドの江崎さんが岩をひっくり返してウミウシを見つけてくれました。見たことないウミウシ。帰ってからウミウシ図鑑.comで調べ、ユビウミウシに似てるので、その近縁種から探して行き、Marionia rubraが近いかなと思ってショップにメールしたら、以下のような回答を頂きました。
「おそらく 学名では『Marionia sp』、数年前に和名がついて、『ニシドマリハナガサウミウシ』と呼ばれるようになったタイプかと思われます。ちなみに『ニシドマリ』とは、高知県にある黒潮生物研究所のある大月町西泊という地名からきているそうです。(柏島から車で20分くらいのトコです) 地域性からいっても、おそらく こちらではないかと…
ちなみに「Marionia rubra」との違いは、『ニシドマリ』には明瞭な背面縁があるそうです。」
恐れ入りました。「西泊花笠海牛」ですね。良い名前です。
今回のツアー、これにて終了です。皆さんアドバンスだったこともあり、手間要らずで楽をさせて頂きました。是非またご一緒させて下さい。本当に有難うございました!