関西から来ていた友人を空港まで送った。
私が高校生の時から知っている友人である。
8時便で出て
八重岳の桜を一緒に見に行った。
今年は暖冬で開花が遅く
頂上付近が見頃だ。
寒緋桜はソメイヨシノのような儚さはないけど
花持ちがよく
雨でも散らない。
何か教訓的。
空港で友人と別れ
本部まで一人で帰り
一人で本部港で佇んでると
何故かこみ上げてくるものがある。
母のような友人なので
1週間も一緒にいると
やはりこんな気持ちになるのだ。
島に帰ると
妻は既に関西に着いた友人と電話で話し終えていた。
「40になろうとするのに、相変わらず真っ直ぐですね。」
そう言っていたそうだ。
そうかな
大分曇ってしまったように思う。
少なくとも
この桜のように
pureではないから。